SDGsとコミュニケーション

地球の未来を徳島から変えるべく、四国大学の加渡教授を代表として、地元の方々が始められた「とくしまSDGs未来会議」に岸野が初参加してきました。

未来会議はセミナーとアクティブラーニングの2部に分かれており、
セミナーは、株式会社ルーチェの岡氏による「葬送儀礼のこれからとメンタルヘルス」をテーマとした講演で、高齢化社会や葬送文化への価値の変化に向き合っていくお話しでした。はじめは、死に際とSDGsの関係が私には理解できませんでしたが、これらの問題を家族や知人に当てはめて考えると、身近で解決すべき問題と理解でき、岡氏の取り組む姿勢にとても感銘を受けました。

続いてのアクティブラーニングは「野菜カード」を使った神経衰弱ゲームでした。

ゲームは野菜の【季節】【種類分類】【色】【食感】から、特定の野菜を揃えるゲームで、私は野菜の「知識」が重要だなと考えてしまいました。しかし、ゲーム後に加渡教授が「SDGsというのは”知識”ではなく、”コミュニケーション”の問題である」とおっしゃったことが強く印象に残りました。
「今の子供たちは、魚は海や川で取るものでなく、スーパーで”パック入り”で売られているもの、ニンジンは、”木”に生っているものと勘違いしている子がいる。これは知識不足ではなく、教えたり、伝えたりする”コミュニケーション”ができていないことにある。」
他のSDGsのゴールでも正しい知識や情報を正しく伝えられていれば、改善や解決が図れることが多いと、気づかされました。